児童養護施設と企業とのパートナーシップにより、子ども達が「社会的に育まれる地域」の実現へ

略歴:

1981年2月横浜市生まれ。大学卒業後、リクルートグループに入社。もう1社を含めて通算5年間、企業の採用支援、学生の就職支援双方に従事。若者と雇用をテーマに、未解決な社会的課題に挑戦したいと起業を決心し、起業準備中に参加した勉強会で社会的養護の子ども達・若者達の存在を知る。親からの支援が見込めない中、高校卒業後18歳という若さで社会に挑戦するものの、多くがワーキングプアとなる彼等・彼女等の現実を知り、人材業界で培った経験を活かし、彼等・彼女等の就労支援を決心する。株式会社フェアスタートを2011年8月に起業。2013年1月には、NPO法人フェアスタートサポートも設立。現在両法人の代表を務める。

令和2年度からは横浜市から市民協働推進センター事業部会専門委員も拝命し、他民間団体の理事評議員も多数務める。

親の貧困や虐待などが背景にあり児童養護施設で生活をすることになった子ども達は日本全国に約23,000人います。神奈川県下にも児童養護施設は33施設あります。施設の子達は高校卒業と同時に施設を巣立ち自立を余儀なくされることが多く、就職しても早期離職、進学しても中退に発展するケースが多く、それを機にワーキングプア状態へ移行します。貴重な日本の若い人材達が、このような状況になることを、企業の経営者は防ぐことができます。キャリア教育の重要性について皆様にお話しします。

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